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これは機械翻訳された記事です。原文は英語です。

2026年6月中旬に米国とイランが合意した了解覚書(MOU)は、60日の導火線がついた14項目の枠組みだった。戦闘を一時停止し、ホルムズ海峡を商業船舶に再び開放すると約束し、石油制裁の適用除外を提示し、イラン側の説明によれば凍結資金へのアクセスも認め、最終合意に向けた交渉を双方に義務づけた。イランの高濃縮ウランについては、当事者がその処分を決着させる、少なくとも希釈は行う、と述べただけだった。濃縮については追加協議を約束するにとどまり、それによって、20年にわたりイランとのあらゆる核交渉を規定してきた問いを未解決のまま残した。テヘランは合意の条件として「濃縮ゼロ」を受け入れるのか、という問いである。

覚書は、自らが定めた期間すら生き延びなかった。6月下旬にスイスのビュルゲンシュトックで行われた1回の高官級協議で、核問題と監視に関する作業部会が設けられた。だがその後2週間もたたずに攻撃が再開され、トランプは7月8日に覚書は「終わった」と宣言し、60日の期限は合意のないまま8月17日に過ぎた。

2026年10月の時点でも、合意はない。10月初め、J・D・バンス副大統領は、ゼロではなくイランの濃縮能力の「意味のある」削減を求めた。ワシントンの路線の軟化であり、濃縮ゼロ要求が抱える問題を暗に認めたものに見えた。

世間一般の見方では、これはおなじみのにらみ合いである。米国は最大限の譲歩を求め、イランは最大限の保持を求め、その中間のどこかに双方が受け入れられる合意がある、というわけだ。だがこの見方は要求の性質を読み違えている。この要求は、数字のように値切ることができない。成熟した自前の濃縮産業を持つ国家が、交渉によって濃縮を手放した例は一度もない。イラクが計画を失ったのは、軍事的敗北を喫し、安全保障理事会に強制されてからのことにすぎない。その理由は、ウラン濃縮の技術的な現実が説明してくれる。

燃料にも爆弾にもなる一台の機械

ガス遠心分離機は、自分が何に使われているかを知らない。六フッ化ウランのガスがローターに入って超音速で回転すると、重いウラン238は外側へ移動し、軽いウラン235は軸の近くに集まる。濃縮された部分は抜き取られて次の遠心分離機へ送られ、さらに次へ、また次へと送られていく。十分な数をつないでカスケードを組めば、ウラン235の濃度は上がっていく。天然ウランに含まれる0.7%から、発電用原子炉の燃料に使われる3〜5%へ(JCPOA、すなわちイラン核合意は、イランの上限を3.67%に定めた)、研究炉や医療用アイソトープの製造に使われる20%へ、そして兵器級物質とされる90%へ。

「民生用」と書かれたスイッチと「兵器用」と書かれたスイッチがあるわけではない。濃縮度は連続的な変数である。原子炉燃料を生み出すのと同じカスケードが、段を追加したり、生成物を原料として再投入したりすれば、爆弾の材料を生み出す。3.67%用に構成されたカスケードは、すでにある設備の中でガスの流れ方を組み替えるだけで、兵器製造へと振り向けることができる。それにかかる時間は構成と原料によって変わるが、新しい種類の機械は必要ない。

2025年6月までに、イランは60%まで濃縮したウランを440.9キログラム蓄積していた。兵器級まで、技術的にはあと一歩の水準である。核兵器を持たない国で、この濃縮度のウランを実験室の痕跡量を超えて生産した国はほかにない。2025年6月22日の米軍の空爆の後、ダン・ケイン統合参謀本部議長は、ナタンズ、フォルドゥ、イスファハンの主要3施設すべてが「極めて深刻な損傷と破壊」を受けたと述べた。独立系のアナリストは、イスラエルと米国の攻撃によって、イランの遠心分離機による濃縮計画は事実上破壊されたと判断した。ナタンズの遠心分離機の大半は失われるか深刻な損傷を受け、フォルドゥのホールには12発のGBU-57大型貫通爆弾が撃ち込まれ、イスファハンのウラン転換施設は破壊された。

爆弾は建物や機械を破壊できるが、爆弾にも濃縮ゼロの要求にも、イランの技術者たちが持つ知識を取り除くことはできない。2025年6月の攻撃では20人近い上級核科学者が殺害されたが、イランの原子力技術者集団の大半は生き残り、遠心分離機の設計ファイルも、材料科学の専門知識も、製造のノウハウも残った。20年にわたって、イランは歴代の遠心分離機を自ら設計し、製造してきた。その系譜は、A・Q・カーンのネットワークを通じて入手した設計を元にした初期のIR-1から、IR-1のおよそ5〜10倍の濃縮作業をこなすIR-6にまで及ぶ。その能力は、技術者たちの頭の中と、彼らを育てた計画の組織的な記憶の中に宿っている。

遠心分離機の世代――借り物の部品から自前の能力へ

イランの遠心分離機計画は、盗まれた設計図から始まった。IR-1はパキスタンのP-1の複製であり、そのP-1自体、1970年代にA・Q・カーンがオランダにあったウラン濃縮コンソーシアムURENCOから持ち出した初期のオランダ製設計に由来する。粗雑で信頼性に乏しく、絶えず故障した。だがイランは複製にとどまらなかった。20年かけて、イランの技術者たちはIR-2m、IR-4、IR-5、そしてIR-6を設計した。IR-6は元のP-1からあまりにかけ離れており、その子孫と呼ぶのは好意的にすぎるほどの機械である。イランはこれらの機械を国内で製造した。その工房には、IAEAの査察官が2021年2月以来立ち入れていない。購入した部品から自前の設計・製造へと進んだこの歩みが、イランとリビアを分けている。リビアはカーン・ネットワークからP-1の部品を買ったが、遠心分離機の工学を習得することはなかった。ハードウェアを解体しても軍縮にはならない理由も、ここにある。

核兵器を放棄した国や、核計画を解体した国はある。南アフリカは6発の核弾頭を製造し、アパルトヘイトが終わりに向かうなか、核拡散防止条約(NPT)に加盟する直前の1990〜91年に、それらを自発的に解体した。リビアは2003年に遠心分離機の部品を引き渡した。だが、どちらの例も、濃縮ゼロの要求が前提とする型には当てはまらない。リビアは遠心分離機の工学を習得したことがなく、カーン・ネットワークの棚から部品を買っただけだった。南アフリカの計画はそもそも遠心分離機に依拠しておらず、同国が兵器を手放したのは国内の政治的変革のさなかに自らの意思で行ったことであって、敵対国からの軍備管理の圧力によるものではなかった。

問題となるのは、自前の成熟した濃縮・遠心分離機製造能力を持ち、自国の科学者が自らのカスケードを設計し、建設し、運転してきた国家という区分である。この区分に属する国で、その能力を明け渡せという要求を受け入れた国は、NPTの下でも、JCPOAの下でも、1945年以降のいかなる交渉の場でも、一つとしてない。イランはこの区分に属しており、濃縮ゼロとは、そこから出ていけという要求なのである。

軍備管理がなしえてきたこと

稼働中の濃縮計画を制約してきた合意は、この物理に逆らうのではなく、それに沿って組み立てられてきた。機能するモデルは「上限プラス監視」である。能力そのものを除去しようとはしない。いったん得られたノウハウは取り戻せないからだ。その代わりに、濃縮度、備蓄量、遠心分離機の数という形で、国家がその能力で何をできるかに上限を設け、違反が兵器に結びつく前にそれを捕捉できるほど踏み込んだ監視の仕組みを築く。

JCPOAは、このモデルとしてこれまでに構築されたなかで最も野心的なものだった。その数値上の制限は上限値だった。濃縮度の上限は3.67%、低濃縮六フッ化ウランの備蓄は300キログラムまで(ウランそのものに換算して約202キログラム)、ウランを濃縮するIR-1遠心分離機は5000基強で、すべてナタンズに置かれた。ほかに約1000基がウラン以外の作業用としてフォルドゥに残され、余剰分はIAEAの封印の下で保管された。施設の設計も変えられた。フォルドゥは濃縮施設から、核分裂性物質を一切置けない研究センターへと転換され、アラクの重水炉はプルトニウムの生成を最小限に抑えるよう再設計された。これらの規定はどれも、イランが濃縮能力を保持することを前提としていた。イランが爆弾1個分の材料を得るまでに約1年かかる状態を保ち、その方向へのいかなる動きも、対応が間に合ううちに察知される可能性をきわめて高くするために書かれていたのである。

監視は、それ以前のどの枠組みよりも踏み込んでいた。申告されたすべての濃縮施設で、監視カメラが途切れることなく稼働した。オンライン濃縮度モニターが、何がどの濃縮度で生産されているかをほぼリアルタイムで報告した。監視は遠心分離機の生産チェーンをさかのぼり、機械の製造に使われる部品にまで及んだ。マルエージング鋼の管から炭素繊維製のローターまで、製造現場から設置に至るまで追跡されたのである。JCPOAが査察官に与えたのは、核保障措置の用語でいう「知識の継続性」だった。イランの申告済みの物質と設備についての途切れのない記録であり、何かが人目に触れずに移されたり加えられたりする空白がない状態である。

その継続性は段階的に損なわれていった。2021年2月、米国の「最大限の圧力」制裁に対抗して制定された法律に基づき、イランは追加議定書とJCPOAの追加的な検証措置の適用を停止した。未申告の場所への補完的アクセスは終わり、遠心分離機が製造されていた工房への査察官の訪問も終わった。

そして2025年6月の軍事攻撃が、残っていたものを打ち砕いた。IAEAは安全のために査察官を引き揚げ、7月初めにはイラン大統領が同機関との協力を停止する法律に署名した。2025年9月にカイロで署名された合意は、申告済みのすべての施設での査察手続きを定めたが、爆撃を受けた施設には一度も及ばなかった。9月末に国連制裁がスナップバック(自動復活)した後、イランは11月にこの合意の終了を宣言した。査察官は2026年2月まで、被害を受けていない原子炉や研究所の訪問を続けたが、ナタンズにも、フォルドゥにも、高濃縮ウランが保管されていたイスファハンのトンネルにも、二度と戻れなかった。2026年2月28日に二度目の戦争が始まると、IAEAは再び査察官を引き揚げた。

IAEAの追加議定書は、イランがJCPOAの下で受け入れた強化査察の枠組みであり、未申告の核活動の兆候があるあらゆる場所への補完的アクセスを査察官に認めている。査察官は環境試料を採取し、ウラン鉱山や製錬施設を訪れ、遠心分離機の製造工場を査察できる。だが追加議定書にも限界がある。それは、IAEAが「未申告の核物質および核活動が存在しないことについての信頼できる保証」を与えるために必要な道具だが、その保証とは長年のアクセスを通じて積み上げられる判断であって、証明ではない。イランほどの広さがあり、高度な製造基盤を備えた国では、隠された小さな工房が網の目をすり抜けることはなお起こりうる。

1980年代を通じて、IAEAの査察官はイラクの申告済み核施設を検証し、転用を見つけなかった。保障措置の報告書は、どれも問題なしだった。その裏でイラクは、複数の未申告の拠点に何千人もの科学者を動員する、マンハッタン計画並みの規模の秘密の兵器計画を並行して進めていた。それが暴かれたのは湾岸戦争の後、戦後の立ち入り権限を得た査察官が、存在すら知らされていなかった施設に足を踏み入れ、産業規模の濃縮設備を発見したときだった。結局、保障措置はイラクが申告すると決めたものしか見ていなかったのであり、秘密の拠点のなかには、査察官が訪れた建物から土塁ひとつ隔てただけの場所に建つものもあった。追加議定書が存在するのは、このイラクの経験があったからである。

北朝鮮は、穴を別の側から露呈させた。1992年、平壌が提示したプルトニウムと廃棄物をIAEAが分析したところ、申告された1回だけでなく、複数回の再処理が行われていたことがわかった。つまり、認めていた量を上回るプルトニウムが分離されていたのである。その量を突き止めるため、IAEAは寧辺の未申告の核廃棄物施設2カ所の特別査察を求めたが、平壌は拒んだ。北朝鮮はこれに対し、1993年3月にNPTからの脱退を表明し、脱退が発効する前日にその手続きを停止した。その後2002年12月に査察官を追放し、2003年1月には条約から完全に離脱した。どちらの事例でも、IAEAは見えるものの監視に失敗したわけではない。どちらでも、答えは申告された場所の外にあった。

箱に収まらない知識

2000年代初め、米英の情報機関が、続いてIAEAの調査官が、A・Q・カーンのネットワークの全容をつなぎ合わせた。パキスタンの原爆の父カーンは、遠心分離機の設計と部品をリビア、イラン、北朝鮮に売っていた。リビアはすべてを引き渡した。遠心分離機、部品、兵器設計の文書は2004年に米国へ空輸された。イランはそれらを出発点として、より優れたものを作り上げた。北朝鮮はそれらを使い、プルトニウム型の爆弾にウラン濃縮計画を加えた。カーン・ネットワークは、濃縮ゼロでは克服できない原理を示した。核の知識はいったん移転されれば、どれほどハードウェアを解体しても取り戻せない。カーンはP-1遠心分離機の設計図を提供し、リビアの場合には中国起源の核兵器設計まで渡していた。ハードウェアは差し押さえられて運び去られたが、知識は野放しのままだった。濃縮ゼロの要求は、能力を施設に蓄えられたものとして扱う。カーン・ネットワークが示したのは、能力が人の中に、文書の中に、組織の記憶の中に蓄えられており、物理的な計画が閉鎖されても拡散するということだった。

JCPOAはイランに濃縮の継続を認めたが、濃縮ゼロであっても、査察官は最も難しい仕事を免れなかっただろう。申告済み施設での停止なら検証できる。2004年と2005年、テヘランが自発的な停止を守っていた間、IAEAはイランの遠心分離機ホールと部品を封印して監視した。そしてイランは、自ら選んだ時点でその停止を終わらせた。ある国が申告済み施設で一定の上限を下回る濃縮をしていること、あるいはそこで一切濃縮していないことは検証できる。だが、何千人もの訓練された原子力技術者と数十年にわたる遠心分離機の経験を持つ国が、あらゆる場所で、永遠に濃縮をやめたことは、どんな査察でも証明できない。IAEAが提供できるのは、立ち入りが認められている限り、年ごとに更新しなければならない保証までである。JCPOAの設計者たちはそれを知っていた。彼らは稼働中の核計画に課されたものとしては史上最も踏み込んだ監視体制を築いたが、その体制でさえ、見えるものしか検証できなかった。

仮に濃縮ゼロの要求がなんらかの形で書面上は受け入れられたとしても、同じ検証の問題が残る。問題となるリスクは隠れた工房であり、申告済みのホールが3.67%で稼働していようと停止していようと、そのリスクはほぼ変わらないからだ。「上限プラス監視」が機能するのは、測定可能なものを検証するからである。濃縮ゼロは、査察官に恒久的な不在を証明せよと求める。だが査察官が提供できるのは、調べることを許されている間、継続的に保証することだけである。

戦争でも変えられなかったもの

2回にわたる爆撃は、現実の成果を上げはしたものの、核問題を解決しなかった。2025年6月、イスラエルと米国の攻撃はナタンズの遠心分離機の大半を破壊し、B-2爆撃機は、コム近郊の山中深くに埋設されたフォルドゥに、米軍が保有する通常爆弾のなかで最も重い爆弾を投下した。

2月28日から4月7〜8日の停戦までの二度目の作戦は、残されたものを狙った。ナタンズの地下ホールへのトンネル入口、アラクの重水工場、アルダカンのイエローケーキ工場、そして一連の兵器研究施設である。衛星画像の分析者たちはその後、イランが濃縮を再開した兆候を見つけなかった。

衛星画像によれば、二度目の戦争の前、イランは爆撃で破壊されたナタンズのパイロット濃縮施設の上に、おそらく回収作業を隠すために仮設の屋根をかけ、イスファハンのトンネルの北側入口も再び開いていた。ミッドナイト・ハンマー作戦の後、米国防総省は後退の幅をおよそ2年と見積もった。人的資本に宿る能力は、人間そのものが取り除かれないかぎり再生する。2025年6月の殺害はその資本を減らしたが、消し去りはしなかった。

二度目の戦争は、イランの濃縮計画に対する監視の残りにもとどめを刺した。二度目の戦争前の最後の評価となった2026年2月27日の報告で、IAEAにできたのは、60%濃縮ウラン440.9キログラムという2025年6月時点の自らの推計を繰り返すことだけだった。その備蓄がどこにあるのか、現在どれだけの量なのか、イランが遠心分離機を何基持っているのかも、もはや把握できず、「影響を受けた施設における、これまでに申告されたすべての核物質についての知識の継続性の喪失」を警告した。翌日、再び爆弾が落ち、査察官は去った。2026年6月までに彼らが戻ったのは、ブシェール原子力発電所での定例の点検のためだけであり、濃縮施設と濃縮ウランは手の届かないままだった。

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いかなる新たな合意も、JCPOAが一度も向き合わずに済んだ状況から出発することになる。査察官が、濃縮ウランがどれだけ存在し、どこにあるのかを知らないという状況である。何年もかけて築いたベースラインは失われた。それを再建するには、現時点では存在しないイランの協力が必要であり、施設が爆撃され、監視インフラが何カ月も沈黙してきた国で、ゼロからやり直さなければならない。

備蓄そのものが謎である。イランは、2025年6月のイスラエルによる攻撃「ライジング・ライオン作戦」の前に、高濃縮ウランの多くをイスファハンの地下トンネルへ移していたとみられる。IAEAのグロッシ事務局長は、60%濃縮ウラン200キログラム強がそこに保管されているとIAEAはみている、と述べている。攻撃前の総量は、兵器級までさらに濃縮すれば8〜10発の爆弾に足りる量だった。IAEAは、残りの一部はなおナタンズにあり、ほかの場所にあった一部は2025年6月の攻撃で破壊された可能性があるとみている。それを確認できる者は誰もいない。監視の空白のために、IAEA自身の数字も検証済みの記録ではなく、推計にすぎない。

二つの作戦、一つの問題

「米国の空爆」という言い方は、二つの段階と二つの国にまたがり、その効果がいまなお争われている軍事作戦の略称である。2025年6月、イスラエルはイランの核・軍事インフラへの攻撃作戦「ライジング・ライオン作戦」を開始した。米軍はその9日後の6月22日に「ミッドナイト・ハンマー作戦」で加わり、ナタンズ、フォルドゥ、イスファハンを直接攻撃した。イランは攻撃を予期し、作戦開始前に最も機微な核物質をイスファハンの地下トンネル施設へ移していたとみられる。その後、2月28日から2026年4月の停戦まで、米国とイスラエルによる二度目の作戦がナタンズを再び攻撃し、イランのより広い核・ミサイル研究網へと範囲を広げた。米国がイランに引き渡しを求めてきた物質の多くは、その要求に先立つ軍事作戦のためにイスファハンへ移されたとみられ、2025年6月の攻撃はそれを完全には破壊しなかった。

イランの政治も作り変えられた。アリ・ハメネイは2月28日の攻撃で殺害された。息子のモジタバは3月8日に専門家会議によって最高指導者に指名され、革命防衛隊はすぐさま支持を表明した。5月にはロイター通信が、イランの高官2人の話として、彼がイランの濃縮ウランを国外に出してはならないと命じたと報じた。イランのある当局者は、この報道をプロパガンダだと一蹴した。革命防衛隊を後ろ盾に権力の座に就き、しかも父親を殺した国々がいま自分に核計画の明け渡しを要求している新しい最高指導者にとって、屈服の政治的余地はほとんどない。

MOUの核に関する部分は、これらすべてを先送りすることで、これらすべてを反映していた。米国のスローガンは「no dust, no dollars」だった。経済的な救済が流れる前に、イランが高濃縮ウランを引き渡せということである。これは60日の期間に向けた交渉の出発点であって、決着した条件ではなく、誰かがそれを試す前に期間は閉じた。備蓄の行き先も未決のままだった。イラン国外へ運び出すのか、それとも国内で希釈するのか。モジタバ・ハメネイは前者を退けたと伝えられ、後者は覚書が定めた最低線だった。濃縮停止に関するあらゆる事柄も同じだった。どう機能するのか、どれだけ続くのか、誰が検証するのか、そして将来の米大統領が合意はうまくいっていないと判断したらどうなるのか。

60日の期限は、濃縮と備蓄の問題が決着しないまま8月17日に切れた。いかなる合意であれ、それが持ちこたえられるかどうかを決める検証の問題には、ビュルゲンシュトックで作業部会がひとつ与えられただけで、それ以上は何もなかった。

年数をめぐる争い

2026年の春、双方が争っていたのは一つの数字だった。米国は20年間の濃縮モラトリアムを提案した。イランは3〜5年で応じた。トランプは当初、自らのチームの提案を拒んだ。「20年というのは気に入らない」と述べ、その後、「本物の」保証があれば受け入れられると示唆した。

20年に対して最大5年というのは、双方が間を取れる差のように聞こえる。だが、それぞれの数字は異なる理論の上に立っている。

米国の数字が意味を持つのは、休眠状態の計画が20年のうちに劣化し、20年間の濃縮ゼロが組織の知識と製造基盤を十分に侵食して、ブレイクアウト・タイム(兵器級物質の製造に踏み切ってから完了するまでの期間)を恒久的に延ばす場合である。この考え方には一理ある。技術者は引退し、暗黙知は薄れ、製造設備は錆びる。だがこの理論は、濃縮能力が人や組織ではなく主にハードウェアに蓄えられていると仮定しており、それが誤りであることはここまでの節で示してきた。イランは以前にも、挫折の後に遠心分離機の製造を立て直してきた。劣化理論はまた、約束そのものが20年間守られることも前提としている。ここから第二の問題が生じる。

イランの数字は、もっと暗い読み方に合致する。最短の政治サイクルより長い約束はすべて虚構だという読み方である。そしてイランには、その見方を裏づける具体的で最近の証拠がある。トランプ政権は2018年5月、イランによる新たな違反がないにもかかわらず、大統領の決定によってJCPOAから離脱した。合意の採択からわずか2年半後のことだった。議会での採決もなければ、発動条項もなかった。ある大統領が米国を約束に縛り、次の大統領がそれを解いた。米国法では、JCPOAのような法的拘束力のない政治的約束を自らの権限で結べる大統領は、それを自らの権限で破棄することもできる。約束の予定期間が5年であっても20年であっても同じである。出席上院議員の3分の2の賛成を要する条約の批准は、現在の上院でも予見しうるどの上院でも、イランとのいかなる合意についても政治的に手が届かない。どちらの期間にも、米国の制度が提供できる保証は伴わない。

前回の核合意は、こうして死んだ。期間をめぐる争いは、より大きな論点も見落としている。検証の弱い20年のモラトリアムは、検証の強い5年のモラトリアムよりも価値が低いのである。

期間が教えてくれるのは、約束がどれだけ続くことになっているかであり、それは政治的な約束である。検証が教えてくれるのは、不正が見つかるかどうかであり、その多くは工学の問題であって、工学には解決策がある。そうした解決策があれば、モラトリアムの長さは二次的なものになる。どちらの側が紙の上で何を約束したかにかかわらず、対応が間に合ううちに不正が察知される可能性が高くなるからである。

どちらの側も、検証の問題に答えなかった。問いは提起されてはいた。グロッシは2026年2月の2回の協議に同席して検証について助言し、6月の首脳級会合では監視のための作業部会が独自に設けられた。だが、双方が合意したもののなかに、実行可能な答えは一つも盛り込まれなかった。その理由は容易にわかる。正直に答えれば、双方がそれぞれ自国の政治体制にはできないことを名指ししなければならなくなるからだ。米国は、いかなる合意も次の選挙をどう生き延びるのかを説明しなければならず、イランは、外務省が署名したことを革命防衛隊がどう守るのかを説明しなければならない。だから双方は、代わりに数字をめぐって争ったのである。

テヘランが差し出せないもの

イランの核計画は、30年にわたって意図的に築き上げられてきた主権の議論でもあった。濃縮を擁護する国内の論拠は、ある具体的な主張に基づいていた。西側が供給する燃料に依存する原子力は、すでに経済を麻痺させてきたのと同じ制裁の人質にイランを差し出すことになる、という主張である。先代のハメネイは、死の9カ月前、2025年6月4日の演説でこれを明言した。「原子力発電所を100基持っていても、濃縮能力がなければ無価値だ……自ら濃縮しなければ、米国に物乞いの手を差し出さねばならなくなる――そして彼らは条件を課してくる」。

この論理は30年にわたって核計画を支える政治的な論拠であり続けてきた。そしてそれが現実の制裁の歴史に根ざしているがゆえに、テヘランの後継者は誰であれ、職務とともにそれを受け継ぐ。

主権の物語は、特定の能力を政治的に不可侵なものにするために設計された。濃縮ゼロは、イランにその能力と、そもそもそれを築くことを正当化してきた論拠の両方を手放させることになる。イランはこれまでにも制限を受け入れてきた。2003年末から2006年初めまで濃縮を停止し、2016年以降は何年にもわたってJCPOAの上限を守った。濃縮を永久に放棄するのは次元の異なる譲歩であり、イランの指導者の気質がどうであれ、テヘランのどの政治的アクターも、それを行って権力の座にとどまれるとは望めない。核計画は、まさにその譲歩を政治的に不可能にするために構築されたからである。

モジタバ・ハメネイの置かれた状況は、事態をさらに悪くしている。その理由は、彼を取り巻く構造にある。彼は革命防衛隊の後ろ盾を得て権力の座に就き、自らの地位を彼らに負っていると広く見られている。先代の最高指導者である父親は、米国とイスラエルに殺害された。いまイランに濃縮の放棄を要求している国々である。そうした立場にある指導者には、革命防衛隊が自らの抑止力とみなす計画について譲歩する余地が、歴代のどの前任者よりも少ない。これらの条件の下では、誰がその職にあっても同じことが言えるだろう。

革命防衛隊と核計画

濃縮をめぐる「イランの立場」は、一つの立場ではない。革命防衛隊は核計画を守っており、それを単なるエネルギー事業ではなく戦略的抑止力とみなしている。2022年3月、一連の破壊工作を受けて、革命防衛隊は専門の「核センター防護・安全保障司令部」を設置し、各施設の警備を引き継いで、組織としての利害を制度化した。文民政府の交渉姿勢と革命防衛隊の組織的利害との隔たりは、構造的なものである。文民政府が署名するいかなる合意も、その利害、予算、政治的アイデンティティが核計画の継続と結びついた組織によっても守られなければならない。したがってイランの「遵守」は、大統領や外相が本気でそう言っているかどうか以上のことにかかっている。核計画を守る組織が、交渉する組織の約束を実行に移すかどうかにかかっているのである。

テヘランはまた、リビアの教訓をワシントンとは正反対に読んでいる。米国とイスラエルの当局者は、イランが取るべき道の手本として、リビアの2003年の軍縮を繰り返し挙げてきた。カダフィは核兵器計画と化学兵器計画を放棄した。西側は彼を迎え入れ、貿易は再開され、外交関係は正常化した。8年後、NATOの軍用機がリビア上空に飛行禁止区域を敷き、反政府勢力がトリポリを制圧し、カダフィは排水管から引きずり出されて、カメラの前で殺害された。

イランの当局者は2011年以来、この一連の経緯を、攻撃のコストを高くしている唯一のものを手放したらどうなるかを示す事例として引き合いに出してきた。今日のテヘランの計算は2003年のトリポリのそれとは違う。だが、核兵器の保有を検討するほかの国々、なかでも最もあからさまには北朝鮮が、軍縮に反対する証拠としてリビアの運命を挙げてきた。

2026年の戦争は、その教訓を補強した。2003年に軍縮した国は10年もたたずに制圧され、軍縮しなかった国は2度攻撃されたが、その核のノウハウは2度の攻撃をいずれも生き延びた。二度目の攻撃は、ウランの多くが眠っているとみられるイスファハンのトンネルに手を触れることすらなかった。

合意に署名することと、それを遵守することは別のことである。核計画を存続させる一時的な制限と、濃縮の恒久的な終結とは別物であり、後者については、イランの政治体制は拒むようにできている。核計画は体制の建国の主張に組み込まれ、30年にわたる政治的投資によって補強され、いまや先代の最高指導者を殺した戦争によって固められた。たとえイランの交渉担当者がそれを認める紙に署名したとしても、濃縮ゼロの要求では米国の目標は達成できない。

より狭い問題

濃縮ゼロが達成不可能で、モラトリアムをめぐる争いが本当の争点の身代わりにすぎないのなら、持ちこたえる合意は、何年も前から議論の俎上にある設計に従うほかない。

イランの濃縮の知識を奪うことはできない。イランは数十年前からそれを持っている。合意にできるのは、イランが合意された水準を超えて、あるいは未申告の施設で濃縮した場合に、対応が信頼に足るほど速やかにそれが発覚するようにすることである。交渉担当者は、不正のリスクがいくらか残ることを受け入れたうえで、抑止が働くほど発覚のリスクを高めなければならない。そのうえでブレイクアウト・タイムを十分に長くとり、兵器級物質がまとまった量生産される前に、発覚が対応を引き起こすようにする必要がある。

そのために必要な検証の仕組みには、アクセス、継続性、速度という三つの要素がある。アクセスとは、IAEAの追加議定書を全面的に適用することである。申告済み施設に対する基本的な保障措置を超えて、未申告の活動が疑われるあらゆる場所への補完的アクセスにまで及び、米国とその同盟国がIAEAの査察官と共有する衛星情報によって裏づけられる。継続性とは、2025〜2026年の監視の崩壊によって失われたベースラインを取り戻すことである。監視カメラ、遠心分離機の生産チェーンの監視、核物質の計量管理をゼロから再建することを意味する。速度とは、時間単位で対応が求められる申し立て査察の権利のことである。JCPOAでは、争いのあるアクセス要請をめぐる紛争処理手続きに最長24日かかる可能性があり、軍備管理の批判者たちは、その猶予が小規模な違反を隠すのに十分な長さだと主張していた。

合意には、不正に対する帰結も必要である。安保理決議2231のスナップバックの仕組みは、拒否権で阻止できないよう設計されていた。安全保障理事会の通常の手続きを逆転させ、制裁緩和を継続するには賛成票が必要とされたため、常任理事国のどれか1カ国が継続を阻めば、自動的に制裁が再発動される仕組みだった。E3(英仏独)は2025年8月下旬にこれを発動した。制裁緩和を維持するための安保理の決議案は9月19日に否決され、手続きを遅らせようとするロシアと中国の試みも実を結ばず、9月28日には旧来の国連制裁が、イランにすべての濃縮停止を求める旧決議の要求とともに復活した。法的な仕組みは機能したが、執行には政治的な信頼性が欠けていた。イランはスナップバックを「無効」として拒否し、2018年にJCPOAから離脱した当事者である米国は、自ら放棄した合意を持ち出せる立場になかった。新たな帰結の仕組みは、前回の仕組みが乗り越えられなかったもの、すなわち米国の政権交代を乗り越えなければならない。

米国のJCPOA離脱は査察官を即座に締め出したわけではないが、締め出しにつながる連鎖の引き金を引いた。何年もかけて築かれた監視は、いまやゼロから再建しなければならない。それもイランが協力すればの話であり、そもそも監視を要求した当事者に見捨てられた後で、イランが協力する理由はほとんどない。IAEAがいまイランについて何も見えていない状態は、2018年の離脱から始まった。それ以降、政治的な決裂のたびに検証の層が一枚ずつはがれ、ついにIAEAはイランの濃縮計画をまったく見られなくなった。新たな合意を築くには、新たな監視のベースラインを築く必要がある。そのベースラインが、合意はうまくいっていないと判断する将来の米大統領を生き延びる方法も必要だが、それはまだ誰も見つけていない。

持続的な合意にはまた、ある一線が越えられつつあるとイスラエルが認識した瞬間に、爆撃によって合意から抜け出さないことも必要である。イスラエルは、2025年6月のように単独で、また2026年2月のように米国とともに、イランの核インフラを攻撃することを示してきた。イスラエルの黙認を含まない合意は、次のイスラエルの戦略評価までしか続かない。イスラエルのアナリスト、ダニー・シトリノウィッツは、イスラエルを最もよく守るのは新たな戦争ではなく合意であり、軍事的成果を長続きさせたいなら、イスラエルは合意を支持しなければならないと論じている。

機能する検証の仕組みの技術的な要素は、よく知られている。先進型の遠心分離機に対する制限、兵器用物質の閾値を下回る備蓄上限、そして先に述べた監視の仕組みであり、いずれも解決可能な工学上の問題である。

政治的な要素のほうが難しい。大統領が代わっても存続する米国の約束、一定の濃縮を認める合意を受け入れ、合意が守られている間は攻撃を控えるイスラエル、そして交渉する文民が交わした約束を守る革命防衛隊である。60日の時計は、これらを前にして時間切れとなった。そのどれも、MOUには盛り込まれていなかった。

60日間は、これらの障害を解消するのではなく、露わにした。期限はすでに一度尽きており、そのとき、いかなる合意をどう検証するかという問いは、作業部会の段階から先へ進んでいなかった。

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メディア

準中距離弾道ミサイル(MRBM)と中距離弾道ミサイル(IRBM)の比較 – Wikipedia

主な出典と参考文献

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